ISSJでは、子どもは温かい家庭で愛情を受けて育つことが大切と考え、一人でも多くの子どもが家庭で成長できるよう養子縁組を支援しています。ISSJが委託をする子どもは日本国内に住み、年齢も幅広く、様々な事情から家庭を必要としています。
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ISSJの養子縁組ポリシー
- 私たちは、子どもは温かい家庭で愛情を受けて育つことが大切と考え、一人でも多くの子どもが家庭で成長できるよう養子縁組を支援します。
- 私たちは、「子どもの権利条約」、および「国際養子縁組に関する子の保護及び国際協力に関する条約(ハーグ国際養子縁組条約)」の理念に則り、子どもの最善の利益のために養子縁組を行います。養親候補者から徴収する手数料は委託に関わる費用のみに使用され、営利を目的としてあっせんを行うことはありません。
- 子どもがその父母によって養育される可能性を十分に考慮するため、生みの親に対して丁寧なカウンセリングを行い、その意思決定を大切にします。
- 子どもへの負担を最小限にするため、日本国内に住む子どもを国内在住の養親候補者にマッチングする「国内委託」を優先して行います。
- 養子の出自を知る権利を尊重し、その確保に努めると共に、養子縁組後も支援を継続します。成人した養子および家族等に対しては、ルーツ探しに係る相談にも応じます。
- 児童福祉、母子保健、精神保健福祉等の関係機関、および医療機関、教育機関、在日外国公館などと連携し、また、エスニックコミュニティ、ISSの各国支部などの資源も活用して、養子縁組に関わる相談支援を行います。
国内委託を優先した養子縁組を行います
ISSJでは、子どもへの負担を最小限にするため、日本国内に住む子どもを国内在住の養親候補者にマッチングする「国内委託」を基本としています。
ルーツ探しの支援を行っています
養子縁組は養子、養親、また生みの親などの関係者にとって一生向き合い続けるプロセスです。ISSJでは、養子の出自を知る権利を保障し、ルーツ探しを支援することも養子縁組支援の一環として位置づけて活動しています。
国籍の異なる連れ子や親戚の子どもの養子縁組の手続き支援も行っています
1993年ハーグ国際養子縁組条約
ISSJは子どもが、その福祉のため、愛情、理解のある家庭環境のもとで幸福に成長すべきであると考えます。また子どもが安易に出身家庭から引き離されることのないよう、生みの親の方とのカウンセリングを大切にしています。子どもがその出身国において適切な家庭が見つからなかった場合に、国際養子縁組は家庭養護のもうひとつの手段として、子どもに恒久的な家族を見つける努力をすべきであると考えます。また国際養子縁組を行う上で子どもの最善の利益と権利を守ります。