2019-2020年分の年次報告書発行
2019–2020年分のISS本部作成の年次報告書(英語)が発行されました。ISS全体の活動報告だけでなく、ISSネットワークに所属する様々な国のワーカーの声や、コロナ禍での取り組みなど、内容の詰まったものとなっております。内容はこちらのリンクからご覧ください。
(以下、「はじめに」の抜粋)
ISSは、国境を越えて移住する家族や子どもたちのために、子どもの権利に関する国際条約に則って、国をまたいだ支援を行っています。ISSの専門的なスタッフは国際条約および地域に根ざす慣例の両方に精通し、クライアントの抱える問題に対して、実践的、心理的、社会的、あるいは法的な面という様々な側面から個別にアプローチしています。
2020年は、コロナ感染症対策のリモートワークを始めとして、創造力と適応力がより一層求められた年でした。ISSではリモート・アセスメントのガイドラインを作成したり、ISSネットワークの加盟団体の多くが、新しいテクノロジーを支援の現場に活用したりしています。また、ISSは創立100周年に向けて支援方法のアップデートを目指しており、テクノロジーを利用した協働のあり方や、そのためのAIや機械学習によるケースマネジメントの可能性を模索しています。